日本人の金融リテラシーは危機的。その2

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前回の記事で、日本人は金融教育を受けずに社会に出ると話しました。

まず身近なところで僕が日本の金融構造で衝撃を受けたのが、

利子利息です。

似た意味合いを持つ言葉ですが、簡単に言うと

支払うのが利子。

受け取るのが利息。

例えると、友達からお金を借りたので利子を払う。

銀行にお金を預けているので、利息を受け取る。といった感じです。

正直僕はこの違いをわからず生きてきました(笑)

【利子はひっそり息を潜めて・・・】

みなさん、リボ払いってしてますか?

「リボルビング払い」の略称で簡単に言うと、買い物などをしたときに一定額を分割で払う方法です。

厳密にいうと分割払いとは少し違うところもありますが、ここでは割愛します。

僕も以前はよく使っていたのですが、まぁこれが恐ろしいやつなんです。

リボ払いの利子は平均して15%です。

10万円のバッグをリボ払いで購入して、月1万円の支払いにすると金利は1,250円。元本は8,750円です。

まぁそれで10万円のパッグがすぐ使えるなら・・・と思うかもしれませんが

これを11回払い(正確には12回と端数)で支払いを終える頃には金利は約12,000円に上ります。

10万円で買ったはずのバッグが11万2,000円で買ったことになっているのです。

やばくないですか?

本来、高くて一括で買えないから分割で!と購入したのに結果プラス12,000円高く買っている。

やばくないですか?

僕が正直怖いと思うのは、金利が発生するのはわかってても具体的な数字に目を向けず、

なんとなく。で過ごしていることです。

今の世の中、利子、金利設定が異様に高く、逆に利息は異常に低くなっています。

【利息はあってないようなもの】

今の銀行の利息は大手メガバンクで0.001%です。

10万円預けて、一年後に100円の利息がつきます。

もはや現代はそれが当たり前なので、あまり気に留めることもないかもしれませんが、

冷静に考えるとしょぼ過ぎますよね。

約40年前の1980年代は最高金利8%の時代もあったそうです。

銀行にただ預けておくだけで10万円が10万8,000円になっています。

ノーリスクで8,000円増えるってすごいですよね。

まぁそんな時代もう生きてる間はこないかもしれませが(笑)

これは先ほど言いましたが、なにより怖いのは、こんなことちょっと調べればわかるのに

知っていても平然と暮らしていることです。

次回は、なんで自分がそこに危機感を覚え、改めようと思ったのか書きたいと思います。

【今日の一言】

コンビニで猫缶買ったら、箸ついてきた・・・。

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